珈琲焙煎者の観察

地下部屋の珈琲焙煎者

LittleGPTracker (ピギートラッカー)

LittleGPTracker (ピギートラッカー)をさわってみて、まったくわからなかったので、わからなかった操作性に係ることをまずクリアしていくためにまとめていく。

重要なことだが、現段階でよくわからない。なので、この作業がまとまっていくのと同時に理解されていくはずではある。

プロジェクトファイル
LittleGPTracker(piggy)では、従来のトラッカーのようにプロジェクトファイル内にサンプルを保存しません。

piggyはプロジェクトデータを   
/lgptRoot/lgptProject/lgptsav.dat   
として作成し、   
使用しているサンプルを   
/ lgptRoot / lgptProject / samples   
に保存します。

つまり、単一のモジュールファイルをコピー/共有する他のモジュールトラッカー(MilkytrackerやOpenMPTなど)とは異なって、lgptProjectディレクトリ全体( samplesフォルダと.dat ファイルを含む)をコピーして配布する必要があります。

すべてのプロジェクト名はlgpt *で始まります。つまり、プロジェクトは「lgpt 」から始まる名前でつくります。
example)

lgpt_A   

ゲームパッドコントローラーでの操作/キーボードでの操作が用意されている。

A:Aキー  
B:Sキー  
start:space  
LT:右Ctrlキー (右であろことに注意) 
RT:左Ctrlキー (左であろことに注意)  
LT + RT + SELECT コンボ:Escキー(プロジェクト選択画面に進む/ LGPTを終了する ) ((とマニュアルに記載があるが機能せず))   

決定はAキーであることが前提。
左Ctrlキーを押しながら、方向キーでChain / Phrase / Instrument間を移動したり、Aキーを押しながら方向キーでパラメーターを変更する。

ここまでが、まず基本。これを知らないと、何も操作ができない。 このキーボードキーへのマッピングアサインは変更が可能で、それはconfig.xmlを編集する。また、画面サイズが小さいので大きくしたいという場合もconfig.xmlで編集する。それは昨日の記事に*1あります。
example)
UIの色変更
config.xml

<CONFIG>
<SCREENMULT value='2'/>
 <background value = "505444" />
    <BACKGROUND value="7D777D"/> <!-- BACKGROUND-->
    <FOREGROUND value="E5E5B9"/> <!-- song name -->
    <HICOLOR1   value="35748B"/> <!-- row count in song screen -->
    <HICOLOR2   value="FF4138"/> <!-- cursor-->
</CONFIG>

f:id:honda-satoru:20190420104150j:plain

edit

矢印キー:画面ナビゲーション  
   
 A:Chain / Phrase / Instrumentを挿入   
   
 A , A:次の未使用のChain / Phrase / Instrumentを挿入      
   
 LT + (B , A):クローン   
   
 B + A:現在のハイライトアイテムをCut   
   
 A + ARROWS:強調表示されているアイテムの値を更新   
   A + UP / DOWN:+/- 0x10   
   A + RIGHT / LEFT:+/- 1   
   
 B +矢印:ラピッドナビゲーション   
   B + UP / DOWN:  
   ソング画面ではページアップ/ダウン   
   フレーズ画面では現在のチェーンの次/前のフレーズ   
   Instrument / Table画面のナビゲーションは+/- 0x10   
   B +左/右:  
   チェーン/フレーズ画面の次/前のチャンネル
   Instrument / Table画面のNavigation +/- 1   
   ソング画面でソングモードとライブモードを切り替え   
   
 RT +矢印:画面間を移動します
   
 LT + UP / DOWN:空白行の後の次の入力行にジャンプアップ/ダウンします(ライブモードの全行キューイングに最適です)   

選択/コピー

LT + B:カーソル位置のデータだけを選択して選択モードを開始   
LT + B + B:カーソルの行が選択された状態で選択モードを開始   
LT + B + B + B:画面全体が選択された状態で選択モードを開始   
矢印:選択範囲を拡大または縮小   
B:選択範囲をバッファにコピーする   
LT + A:選択範囲をカット   
   
LT + A:クリップボードの内容を現在の場所に貼り付ける   

ここで1からソングをつくっていくか、すでにつくられているプロジェクトファイルを読み込んで、どういう構造でどいう操作が必要か検証するかに分かれる。

10k songs
まず、既に完成しているソングファイルを見たいという場合、その用途にピッタリなソングファイルがこのページにあります。
The 10k songs. https://littlegptracker.com/10k.php

In order to showcase the sound manipulation capabilities of LGPT, we started a contest amongst us piggsters known as the '10k' comp where song had to be written using exclusively a very small sample pack containing only 10k worth of samples ripped from Amiga's musicline tracker. With time, the pack got modified a little by some of the artist while still staying under 15K. All songs are rendered directly from LGPT's output.

You can also download the song files to play / edit at will

Enjoy.


LGPTのサウンド操作機能を紹介するために、AmigaのMusicLineトラッカーから切り取った10kサンプルだけを含む、小さなサンプルパックの使用に限定したソングのコンテスト「10k」コンプを始めました。 時間が経つにつれてパックはまだ15K未満のままでアーティストの何人かによって少し修正されました。 すべての曲はLGPTの出力から直接レンダリングされます。

曲ファイルをダウンロードして自由に再生/編集することもできます。
Enjoy.

Play(再生)には、SongとLiveの2つのモードがあります。ソング画面で

B + LEFT / RIGHT | S key + 右 / 左   

を押すと、モードを切り替えることができます。

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Song Screen

Song Mode ソングモード

START : Space   

ソング画面の場合:反転表示されているRowからソングの再生を開始/停止します
Rowのチャンネルが- -とマークされている場合、LGPTは再生の間そのチャンネルを完全に無視します

チェーン画面:編集したチェーンをソロにして、強調表示されているステップから再生を開始/停止します
フレーズ画面:ステップ00から編集したフレーズをソロにして再生を開始/停止します

RT+START : 左Ctrl + Space   

全画面の編集行から曲の再生を開始します

Live Mode ライブモード

START : Space   

ソングスクリーンで:強調表示されたチャンネルステップからのキュー
チェーン画面で:強調表示されたフレーズステップを待ち行列に入れます
フレーズ画面では、 00から編集したチェーンステップをキューに入れます
- 編集したチャンネルの再生中のチェーンが最後のステップに到達するとすぐにキューアイテムが再生されます
- 編集したチャンネルに再生中のチェーンステップがない場合は、最後のステップに到達した次のソングチェーンが再生をトリガーします
- キューアイテムは点滅 >

START[again] : Space 2回  

もう一度START押すと、即時モードを使用してアイテムをキューに入れます
- キューに入っているアイテムは、そのチャンネルで再生中のフレーズが最後のステップに到達するとすぐに再生されます
- 即時モードのキュー項目は、速い点滅 >

LT+START : 右Ctrl + Space    

ソング画面の場合:現在の行のすべてのチャンネルステップをキューに入れます
- キューに入っているアイテムは、チャンネルでプレイしているチェーンが最後のステップに達するとすぐにプレイされます
- キューアイテムは点滅 >

LT+START[again] : 右Ctrl + Space 2回

もう一度START押すと、即時モードを使用してアイテムをキューに入れます
- キューに入っているアイテムは、チャンネルで再生中のフレーズが最後のステップに到達するとすぐに再生されます
- 即時モードのキュー項目は、速い点滅 >

RT+START : 左Ctrl + Space

すべての画面で:編集チャンネルステップを停止するようにキューに入れます
- キューイングされたチャンネルは、その演奏中のチェーンが最後のステップに到達するとすぐに停止します
- キューに入っているアイテムは点滅 _

RT+START[again] : 左Ctrl + Space 2回

もう一度START押すと、即時モードを使用してアイテムをキューに入れます
- 再生中のフレーズが最後のステップに到達するとすぐに、Queued Channelは停止します
- 即時モードのキュー項目は、速い点滅 _

Song / Chain / Phrase ソング/チェイン/フレーズ
ひとつのSongはChainによって構成されていて、ChainとはPhraseをたばねたユニットの単位になっている。

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Song / Chain / Phrase

ソングスクリーンで、コラムを選んで 左Ctrl + 右キー を押すと

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左Ctrl + 右
選んだコラムのチェインが表示されます
f:id:honda-satoru:20190420170133j:plain
Chain Screen
さらに 左Ctrl + 右キー を押すとチェインの中のフレーズが表示される
f:id:honda-satoru:20190420170904j:plain
Phrase Screen

f:id:honda-satoru:20190420175610j:plain
Project / Song / Chain / Phrase / Groove / Instrument / Table / Table